カバー写真 Getty Images
バブル経済絶頂期、大学生の大江波流と鷹西仁は、政治家と小説家になる夢を語り合う親友同士。代議士の息子の大江は、大蔵省へ入省。鷹西は、社会勉強と文章修行のため新聞記者になった。目標実現のためにキャリアを積む二人だったが、大江の父親が急逝したことで忌まわしい殺人事件が・・・・。めまぐるしく転変する彼らの人生を辿りながら、“平成” という時代を抉り出す骨太の長編社会派ミステリー。(集英社文庫 カバー裏表紙から)
<堂場瞬一さんの紹介>
1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞。主な著書に「刑事・鳴沢了」シリーズ、「警視庁失踪課・高城賢吾」シリーズ(中央公論社)、『ヒート』(実業之日本社)、『八月からの手紙』(講談社)、『異境』(小学館)、「アナザーフェイス」シリーズ(文藝春秋)などがある。
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