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佐々木譲 回廊封鎖_0979
カバー写真 Picturegarden/Nikada/Getty Images

 

連続する殺人事件には共通点があった。見せしめのような殺害方法、被害者は破綻した大手消費者金融「紅鶴」の元社員。それに気付いた刑事・久保田は事件を追い始める。紅鶴に人生を破壊された男たちの復讐劇の最後にして最大のターゲットは社長一族の元専務・紅林伸夫。決着の場所は、六本木の巨大ビルで行われる映画祭。その壮絶な結末とは ―!? 現代社会の闇に向き合った渾身の犯罪小説。(集英社文庫 カバー裏表紙から)

 


 

<佐々木譲さんの紹介>
1950(昭和25)年、北海道生れ。札幌月寒高校卒。本田技研勤務を経てフリーに。’79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。’90(平成2)年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞を受賞。著書に『ベルリン飛行指令』『ユニット』『天下城』『笑う警官』『駿女』『制服捜査』『警官の血』『暴雪圏』『廃墟に乞う』『巡査の休日』などがある。

 


 

佐々木譲さん その他の文庫本

エトロフ発緊急電
ストックホルムの密使 上
ベルリン飛行指令
屈折率
警官の血 下
新宿のありふれた夜
人質
代官山コールドケース
地層捜査
天下城 下
憂いなき街

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