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複雑な彼

三島由紀夫 柳原良平 複雑な彼 集英社文庫
カバー 柳原良平

 

この「複雑な彼」は、その頃の日本航空時代の私を、可成刻銘明に描いた作品で、私の子分や過去の女友達、それに父の正夫は気に入らなかったようですが、私は当代一流の三島由紀夫先生に、自分の半生記を書いていただいたことが正直言って、とても満足でした。(集英社文庫 裏表紙から)

 


 

永すぎた春

三島由紀夫 永すぎた春
カバー装画 脇田 和
新潮文庫

 

<目次>
幸福はどこまで January
試験勉強と恋愛について February
虚栄の春 March
よみがえるもの April
初夏の危険な風 May
心の梅雨時 June
休火山の噴火 July
暑い誕生日 August
秋の裏面 September
あらし October
追いつめられて November
自分のためでなく人のために  December

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仮面の告白

三島由紀夫 仮面の告白

 

「私は無益で精巧な一個の逆説だ。この小説はその生理学的証明である。」女性に対して不能であることを発見した青年が、幼年時代からの自分の姿を丹念に追求するという設定のもとに、近代の宿命の象徴としての“否定に呪われたナルシズム”を開示してみせた本書は、三島由紀夫の文学的出発をなすばかりでなく、その後の生涯と文学の全てを予見し抱合した戦後文学の代表的名作である。(新潮文庫 カバー裏から)

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行動学入門

三島由紀夫 行動学入門
カバー装画 粟津 潔

 

若者よ、モヤシのようなインテリになるな! 行動の美を追求すべし行動は肉体の芸術である ― 行動を忘れ、いたずらに弁舌だけが横行する現代の風潮を憂えた著者が、その死の前に、行動と思索、肉体と精神の問題について思いめぐらせ、男としての爽快な生き方の規範と指針を説いた現代の若者に贈る痛快エッセイ。(新潮文庫 カバー裏から)

 

<目次>
T 行動学入門
行動とは何か
軍事行動
行動の心理
行動のパターン
行動の効果
行動と待機
行動の計画
行動の美
行動と集団
行動と法律
行動の間合
行動の終結
U おわりの美学
結婚のおわり
電話のおわり
流行のおわり
童貞のおわり
OLのおわり
尊敬のおわり
学校のおわり
美貌のおわり
手紙のおわり
芝居のおわり
旅行のおわり
喧嘩のおわり
個性のおわり
正気のおわり
礼儀のおわり
見合いのおわり
宝石のおわり
仕事のおわり
梅雨のおわり
英雄のおわり
嫉妬のおわり
動物のおわり
世界の終わり

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