喪失
福田章二の名前で執筆
第三回中央公論新人賞「喪失」を中心に、青春の夢と絶望、その純粋と残酷をあざやかに描きつくした庄司薫20歳の記念碑。(中公文庫 裏表紙から)
さよなら快傑黒頭巾
カバー装画 村上 豊
みんなを幸福にするために、強くやさしく勇気ある男になるために、薫クンはいま何をなすべきか。(中公文庫 裏表紙から)
狼なんかこわくない
カバー装画 和田 誠
若者の心に棲む若さという名の狼・・・自分自身という最も強い敵を相手に闘っている若い人のための青春論(中公文庫 裏表紙から)
白鳥の歌なんか聞えない
カバー装画 中村紘子
ぼくの大好きな青髭
カバー装画 庄司 薫
若者の夢が世界を動かす時代は終わったのか。月ロケット・アポロ11号の成功の蔭で沈んでいった葦舟ラー号・・・・・・。熱気渦巻く新宿を舞台に現代の青春の運命を描く、薫クンシリーズ完結篇。改稿新版。(中公文庫 裏表紙から)
ぼくが猫語を話せるわけ
カバー装画 中村紘子
断固とした<犬派>の筆者が、気ままなシャム猫とつい意気投合して自由に語る時、さりげない日常生活の断片がユニークな私的世界をかたちづくる−。(中公文庫 裏表紙から抜粋)
赤頭巾ちゃん気をつけて
カバー装画 不明
一見濫費の如く見える才能が、実はきはめて冷静計画的に駆使されてゐるのがわかる。「若さは一つの困惑なのだ」といふことを全身で訴へてゐる点で、少しもムダのない小説といふべきだらう。(中公文庫 裏表紙 三島由紀夫からの評抜粋)
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