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<妹尾河童さんの紹介>
1930年神戸市生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュジカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。エッセイストとしても知られ、『覗いた』シリーズや、『河童のスケッチブック』(文藝春秋)などベストセラーの著書も多い。また、小説『少年H』は大きな反響を呼び、毎日出版文化賞特別賞を受賞した。(講談社文庫から)

 


 

少年H 上

妹尾河童 少年H 上_1348
カバー装画 妹尾太郎

 

胸に「H.SENO」の文字を編み込んだセーター。外国人の多い神戸の街でも、昭和十二年頃にそんなセーターを着ている人はいなかった・・・・。洋服屋の父親とクリスチャンの母親に育てられた、好奇心と正義感が人一倍旺盛な「少年H」こと妹尾肇が巻き起こす、愛と笑いと勇気の物語。毎日出版文化賞特別賞受賞作。(講談社文庫 カバー裏表紙から)

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少年H 下

妹尾河童 少年H 下_1352
カバー装画 妹尾太郎

 

この戦争はなんなんや? ― 忘れられかけている太平洋戦争とその時代を、純粋な「少年H」の眼を通して現代に記した、著者初の自伝的長編小説。戦争のまっただ中を逞しく生きる悪童とその家族が感動を巻き起こす大ベストセラー作品。戦争を知らない少年少女はもちろん大人たちもせひ読み継いでほしい名作!(講談社文庫 カバー裏表紙から)

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