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黄金の鍵

高木彬光  日暮修一 黄金の鍵 角川文庫
カバー装画 日暮修一

 

 ― わたしは5年前に主人と死別したものの、“愉快な未亡人” と呼ばれ、気ままに暮らしている。そんなおり、中年の魅力をたたえた彼・墨野隴人と初めて知り合ったのは、古典音楽を聴かせる〈黄昏〉という喫茶店で、彼がものの見事に、ベートーベン作曲「皇帝」を弾いてみせた時だった。わたしはいちどで彼のとりこになってしまった。
そうしたある日、わたしは、百年以上も前の不動明王の絵と埋蔵金の噂にからむ奇怪な殺人事件に巻き込まれてしまった。
金銀の古銭ブームに目をつけた詐欺・連続殺人事件に、経歴に謎の部分の多い墨野隴人が初登場! “探偵小説” の復活に意欲をそそぐ著者の本格ミステリーの傑作長編。(角川文庫 カバーそでから)

黄金の鍵?墨野隴人シリーズ1?【電子書籍】[ 高木彬光 ]

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追跡

高木彬光  日暮修一 追跡 角川文庫
カバー装画 日暮修一

 

〈現職の警部が雪の降る路上で射殺された〉実際の事件をヒントに、裁判の正義を信じる著者の憤りが産んだ本格推理小説の傑作。 ― 弁護士百谷泉一郎のその友人は、変死体で発見された。懲役20年の冤罪事件について相談にきた直後だった。拳銃に異常な興味を示し、宿泊ホテルの遺留品の中にも、発射されてつぶれた弾丸が数個発見された。だが、恋人だと称していた女の写真だけが消えていた。不鮮明な女の身元、殺人事件の謎を追って、泉一郎は札幌へ飛んだ。
忌むべき殺人の濡れ衣、冤罪事件に巻きこまれないと、あなたは断言できるだろうか?(角川文庫 カバーそでから)

 


 

 


 


 

 

 

 

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