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<石田衣良さんの紹介>
1960年、東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業。広告制作会社を経てフリーランスのコピーライターに。97年、「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞。生き生きとした語り口と現在を映し出すエッジの鋭さが高い評価を受けた。受賞作に続篇3篇を加えた『池袋ウエストゲートパーク』(文春文庫)でデビュー。以降、この“IWGP”シリーズは『PRIDE』(2010年刊行)まで10作を数えている。03年、『4YEEN』(新潮文庫)で第129回直木賞を受賞。06年、『眠れぬ真珠』(新潮文庫)で第13回島清恋愛文学賞を受賞。ジャンルを横断し、いま最も精力的な創作活動を展開している作家の一人。近著に『坂の下の湖』(日本経済新聞出版社)、『明日のマーチ』(新潮文庫)、『スイングアウト・ブラザーズ』(光文社)、『IWGPコンプリートガイド』『カンタ』『コンカツ?』(文藝春秋)など。(文藝春秋)

 


 

池袋ウエストゲートパーク

石田衣良 不明 池袋ウエストゲートパーク 文春文庫
カバー写真撮影 新津保建秀

 

ミステリーの「今」を読みたければ、池袋を読め。刺す少年、消える少女、潰しあうギャング断・・・・・・命がけのストリートを軽やかに疾走する若者たちの現在を、クールに鮮烈に描く大人気シリーズ第一作。青春小説の爽快さとクライムノヴェルの危険さをハイブリッドした連続ドラマ化話題作にして、日本ミステリー連作の傑作。

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4TEEN

石田衣良 菅野健児 4TEEN 新潮文庫
カバー写真撮影 菅野健児

 

東京湾に浮かぶ月島。ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、もしかしたら空だって飛べるかもしれない ―。友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に受けとめて成長してゆく14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。直木賞受賞作。

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余命1年のスタリオン 上

石田衣良 余命1年のスタリオン 上_1034
カバー写真 新津保建秀

 

芸能界への登竜門「スタリオンボーイグランプリ」でデビューし、“種馬王子” の異名を持つ小早川当馬。俳優として着実にキャリアを積み、プライベートも好調だったが、突如、がんの宣告を受ける。余命は一年 ―。残り少ない時間で、自分は世界に何を残せるだろうか。俳優として、一人の男として、当馬の挑戦が始まる。(文春文庫 カバー裏表紙から)

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余命1年のスタリオン 下

石田衣良 余命1年のスタリオン_0945
カバー写真 新津保建秀

 

当馬は、最後の一年を映画に懸けた。監督の溝畑英治、先輩女優の都留寿美子らを巻き込みつつ、病身を押して撮影に打ち込む。そして、思いもかけず生まれた、新しい愛。「わたしは、当馬さんの赤ちゃん、産んでもいいですよ」。その真っ直ぐな視線に、すでに人生の終わりを見定めた当馬はどう答えるのか ―。(文春文庫 カバー裏表紙から)

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