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夏目漱石 坊っちゃん_1816
カバー装画 栃折久美子

 

江戸っ子をもって任ずる若い教師の坊っちゃんがその一本気な性格から、欺瞞にみちた社会に愛想をつかす。作品を一貫するものは、人間漱石が持って生まれた反俗と正義の心に外ならない。ロマンティックな稚気とユーモア、その歯切れのよい表現は、清爽の気にみちている。明治39年「ホトトギス」に発表。(角川文庫 カバーそでから)

 


 

<夏目漱石さんの紹介)
本名、夏目金之助。1867年、現在の新宿区喜久井町に生まれ、1893年、東大英文科卒業。大学院へ進むとともに教職に就く。三十三歳の年にイギリスへ国費留学。帰国して後、朝日新聞社に入社してからは、本格的に文筆生活に入り、『三四郎』『こゝろ』『行人』など、不朽の名作を残した。(角川文庫から)

 


 

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