カバー写真 山本菜那
「医療ミスを公表しなければ病院を破壊する」突然の脅迫状に揺れる帝都大学病院。「隠された医療ミスなどない」と断言する心臓血管外科の権威・西園教授。しかし、研修医・氷室夕紀は、その言葉を鵜呑みにできなかった。西園が執刀した手術で帰らぬ人となった彼女の父は、意図的に死に至らしめられたのではという疑念を抱いていたからだ・・・。あの日、手術室で何があったのか? 今日、何が起こるのか?大病院を前代未聞の危機が襲う。(角川文庫 カバー裏表紙から)
<東野圭吾さんの紹介>
1958年、大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、1985年、「放課後」で第31回江戸川乱歩賞受賞。1999年、「秘密」で第52回日本推理作家協会賞受賞。著書に「同級生」「変身」「分身」「鳥人計画」「むかし僕が死んだ家」「パラレルワールド・ラブストーリー」「天空の蜂」「毒笑小説」「名探偵の掟」「悪意」「白夜行」「予知夢」「超・殺人事件」「レイクサイド」「手紙」「幻夜」等があり、幅広い作風で活躍している。(文春文庫)
東野圭吾さん その他の文庫本
しのぶセンセにサヨナラ
マスカレードイブ
悪意
禁断の魔術
私が彼を殺した
疾風ロンド
新参者
聖女の救済
卒業
白銀ジャック
秘密
眠りの森
名探偵の掟
流星の絆
浪花少年探偵団
麒麟の翼