カバー写真 getty images
中東で日本人が誘拐された。その情報をいち早く得た、民放PTBディレクター・風見は、他局に先んじて放送しようと動き出すが、予想外の抵抗を受ける。一方、バラエティ番組の敏腕プロデューサー・黒岩は、次第に視聴率に縛られ、自分を見失っていった。二人の苦悩と葛藤を通して、巨大メディアの内実を暴く。(講談社文庫 カバー裏表紙から)
<真山仁さんの紹介>
1962(昭和37)年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004(平成16)年に企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。’07年、『ハゲタカ』『ハゲタカU』(『バイアウト』改題)を原作としたNHK土曜ドラマが大きな話題を呼んだ。他の著作に『虚像(メディア)の砦』『マグマ』『ベイジン』『プライド』『レッドゾーン』『コラプティオ』『売国』『雨に泣いている』など多数。作品の対象に徹底的に迫る取材力と緻密な文体を併せ持つ、社会派の新たな旗手として注目を集めている。(新潮文庫)
真山仁さん その他の文庫本
ハゲタカ 上・下
ハゲタカU 上・下
ベイジン 上・下
マグマ
レッドゾーン 上・下
コラプティオ
黙示
売国
ハゲタカ2.5 ハーディ 上・下