カバーイラストレーション 石居麻耶
高校入学を機に、琵琶湖畔の街・石走にある日出本家にやって来た日出涼介。本家の跡継ぎとしてお城の本丸御殿に住まう淡十郎の “ナチュラルボーン殿様“ な言動にふりまわされる日々が始まった。実は、日出家は琵琶湖から特殊な力を授かった一族。日出家のライバルで、同様に特殊な「力」をもつ棗家の長男、棗広海と・涼介、淡十郎が同じクラスになった時、力で力を洗う戦いの幕が上がる・・・・!(集英社文庫 カバー裏表紙から)
<万城目学さんの紹介>
1976年生まれ。大阪府出身。京都大学法学部卒業。2006年、第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー。『鹿男あをによし』は第137回直木賞候補、『プリンセス・トヨトミ』は第141回直木賞候補に。いま最も活躍が期待される若手作家である。他の著書に『ホルモー六景』『ザ・万歩計』『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』がある。(幻冬舎文庫から)
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