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黒木亮 PANA通信社 冬の喝采(上) 講談社文庫
カバー写真 PANA通信社

 

・冬の喝采(上)

球技はダメ、運動会も嫌い。そんな雪国の少年が知った「走る」喜び。全道中学選手権で優勝、高校の陸上部でも頭角をあらわす。仲間の死、インターハイでの瀬古俊彦の快走。左足の怪我と、諦めきれぬ陸上への思い。そして出生の秘密。「少年」は3年間怪我と戦い、早稲田大学競走部に準部員として入部を許される。(講談社文庫 裏表紙から)

 

 

黒木亮 喝采 下_1231
カバー写真 PANA通信社

 

・冬の喝采(下)
親が死んでも葬式に出るな! 早稲田大学競走部の名将・中村清監督は、自尊心が強く、思い込みが激しく、敵だらけの老人だった。果たして、早稲田は箱根路に臙脂の旋風を巻き起こせるのか。そして、主人公の実父母とは・・・・。
箱根駅伝の選手だった著者が走ることの魅力と運命の奇跡を描く、感動的長編。(講談社文庫 裏表紙から)

 


 

<黒木 亮さんの紹介>
1957年北海道生まれ。早稲田大学法学部卒業。カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資、プロジェクト・ファイナンス、航空機ファイナンス、貿易金融など数多くの案件を手がける。2000年、大型シンジケートローンを巡る攻防を描いた『トップ・レフト』でデビュー。他の著書に『アジアの隼』『排出権商人』『トリプルA』『巨大投資銀行』『貸し込み』、最新刊書下ろし長編『獅子のごとく ― 小説投資銀行日本人パートナー』などがある。
中学時代から長距離ランナーとして活躍し、大学時代は箱根駅伝に2度出場、20kmで道路北海道記録を塗り替えた。その体験がほぼノンフィクションの形で綴られているのが本書である。(講談社文庫から)

 


 

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