面白そうな文庫本を探す 綺麗な装画・イラスト

江上剛 企業戦士_1014
カバー装画 木内達朗

 

仕事の代わりはいくらでもいるが、家族の代わりは誰にもできない。地元の大手ゼネコンで働く僕は、ある日突然死んでしまった。過労死を訴える家族に、会社は冷たい態度を崩さない。妻は僕の仕事の痕跡を確認したいだけなのに。死んだ僕はその戦いを、ただ見守ることしかできないのか。働く全ての人の必読書。(講談社文庫カバーそでから)

 


 

<江上剛さんの紹介>
1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)に入行。人事部、広報部や各支店長を歴任。銀行業務の傍ら、2002年には『非常銀行』で作家デビュー。その後、2003年に銀行を辞め、執筆に専念。他の著書に、『絆』『再起』『リベンジ・ホテル』『起死回生』『東京タワーが見えますか。』(すべて講談社文庫)などがある。銀行出身の経験を生かしたリアルな企業小説が人気。(講談社文庫から)

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