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芥川龍之介 不明 侏儒の言葉 西方の人 新潮文庫
カバー装画 不明

 

機知に富み、警句をもてあそぶことの好きな芥川が、その鋭敏な頭脳と自在な表現力を縦横無尽に駆使したアフォリズム『侏儒の言葉』は、彼の懐疑的な顔つきと、厭世的な精神を鮮烈に伝える。
また、死を決意して、自らの思想、感情を移入して、自己の悲しさ、あるいは苦痛を訴えた『西方の人』『続西方の人』は、芥川の生涯の総決算ともいえる。(新潮文庫 裏表紙から)

 

<収録>
侏儒の言葉
西方の人
続西方の人

 


 

<芥川龍之介さんの紹介>
東京の下町生まれ。幼いころより和漢の書に親しみ、怪異を好んだ。一高、東大英文科にすすすむ。在学中に書いた「鼻」が夏目漱石の激賞を受ける。しばらく教員生活をしたのちに創作に専念、第一創作集「羅生門」によって文壇の地位を確立。以後、王朝物、キリシタン物、開化物など、たえず新機軸につとめ、知的で清新な作風をつくりあげた。睡眠薬により自殺。1892~1927年(ちくま日本文学から)

 


 

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