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佐藤愛子 山藤章二 娘と私の時間 集英社文庫
カバー装画 山藤章二

 

“用事をさせること、説教を聞かせること。この二つの楽しみが無くて、なんで子供なんぞ、育てていけようぞ!” 怒り、嘆き、悲しみ、ときには突っ張り合い・・・娘の成長するさまを、愛子先生がユーモアをこめ綴る。好評「娘と私の部屋」に続く爽やかエッセイ集、第2弾!!(集英社文庫 裏表紙から)

 


 

高校生のときに、よく読んだ作家です。遠藤周作や北杜夫の延長線上にいた女流作家であり、視点のユニークさやユーモアあふれる文章は、なにかとギスギスとしていた頃の私にとって清涼剤であった。

 


 

佐藤愛子さんの紹介
大正12(1923)年、作家・佐藤紅緑の娘として大阪に生まれる。異母兄に詩人・サトウハチローがいる。甲南高女卒。昭和44年「戦いすんで日が暮れて」で直木賞、54年「幸福の絵」で女流文学賞を受賞。痛烈かつユーモア溢れる筆致で人生の哀愁を描く作品には定評がある。(文春文庫から)

 


 

佐藤愛子 その他の文庫本

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娘と私のアホ旅行
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坊主の花かんざし 一・二
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