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安東能明 岡本三紀夫 出署せず 新潮文庫
カバー装画 岡本三紀夫

 

柴崎令司警部は、今回も綾瀬署を離れることができなかった。その一方で、同世代のキャリア・坂元真紀が署長に就任。現場経験に乏しいコンビが誕生してしまった。職務にまつわる署内の不祥事、保護司による長男殺しの闇。そして、女性店員失踪事案の再捜査が、幾つもの運命を揺さぶりはじめる ―。ミステリ×人間ドラマの興奮。日本推理作家協会賞受賞の名手が描く、警察小説集。(新潮文庫カバー裏表紙から)

 


 

<安東能明さんの紹介>
1956(昭和31)静岡県生まれ。明治大学政経学部卒。浜松市役所勤務の傍ら、’94(平成6)年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞を受賞し創作活動に入る。2000年『鬼子母神』でホラー・サスペンス大賞特別賞を受賞する。’10年『撃てない警官』所収の「随監」で日本推理作家協会賞(短編部門)受賞。『15秒』『幻の少女』『強奪 箱根駅伝』『ポセイドンの涙』『螺旋宮』『潜行捜査』『12オクロック・ハイ 警視庁捜査一課特殊班』『第U捜査官』『限界捜査』など、綿密な取材に裏付けられた緊密なサスペンス、警察小説で注目を浴びている。(新潮文庫)

 

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