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外山滋比古 フィナーレの発想_1749
カバー装画 古川タク

 

序曲が、たとえどれほど素晴らしくても、円熟しない人生は失敗である。人生がマラソンなら、ゴールをめざし完走する人生のフィナーレの花を、いかに咲かすか ― 充実した無為、道草のすすめ、クーリング・ダウンのこつ、読書術などなど・・・ “自分自身のライフワーク” を切望する人々に、 “生き方” への示唆にあふれた一冊。(講談社文庫 カバー裏表紙から)

 

<目次>
1 余暇を考える
生活のリズム
隣の花はなぜ赤い
ヒマはつぶせ
第三の時間
生きる調子
一日のエディターシップ
ひとりだけになる方法
お人好しの暇なし
休み休み生きる
働き・学び・遊ぶことの調和
クーリング・ダウンのこつ
「出家」レジャー論

 

2 フィナーレの発想
人生のフィナーレ
人生の折り返し点
“思いがけぬ発見” への旅
顔は人生学校の修了証書
本を読む技術
うちこむということ
散歩と雑学
中流文化の価値・スポーツ
汗と涙
逆風

 

3 “地酒」” のすすめ
文化は “地酒” なり
地理の発想
文化の国際化
軍艦人間
英国式海外進出法
観念としての試験地獄
話のへたな国
恒心持ちにくい世の中
眼光紙背に徹すべし
テレビと日本人

 

あとがき

 


 

<外山滋比古さんの紹介>
1923年愛知県生まれ。文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学文学部英文学科卒業。東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授を歴任する。『修辞的残像 読者の方法』『エディターシップ』『知的創造のヒント』『子どもを育てる絶対勉強力』など著書多数。

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