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名和弓雄 粟津 潔 間違いだらけの時代劇 河出文庫
カバーイラスト 粟津 潔

 

言葉の乱れとともに、テレビや映画や芝居の時代劇も乱れが目立つようになってきた。時代劇は、チョン髷を頭にのせ、刀を腰に帯びた現代劇であってはならぬ。
昔の姿に近づくほど、おもしろくなっていくものなのである。時代考証を正しくやればドラマがおもしろくなくなるというのは、物を知らぬ人の言い逃れに過ぎない。この本の内容は、時代考証の初歩であり、基礎となる部分である。(河出文庫 裏表紙から)

 

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