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かんべむさし 佐々木侃司 むさしキャンパス記 徳間文庫
カバー装画 佐々木侃司

 

 

「勉強好きそうな顔しとらんな」教師の一言に男かんべむさし、一念発起、見事関西学院大学に合格、昭和41年のことである。
まじめに講義出席と思いきや、「クラブが優先や」と広告研究会に入部、もっぱら地価の部室へ日参した。そこで知り合ったおかしな仲間たちとべたべたつきあい、何とも珍妙なキャンパス生活が始まった。
「できるだけくだらんことを選んで」書いたドタバタむさしのハチャメチャ青春記。(徳間文庫 裏表紙から)

 


 

<かんべむさしさんの紹介>
本名 阪上順、昭和23年(1948)、金沢市に生まれる。関西学院大学社会学部を卒業し広告代理店に勤務。昭和50年に処女作「決戦・日本シリーズ」「背で泣いている」を『SFマガジン』に発表後、作家活動にはいる。
主な作品に『サイコロ特攻隊』『公共考査機構』『建売住宅温泉峡』『社長室直属遊撃課』『言語破壊官』『38万人の仰天』『すっとび晶子の大跳躍』などがある。(中公文庫)

 


 

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