面白そうな文庫本を探す



興津 要 原田維夫 古典落語(続) 講談社文庫
カバー装画 原田維夫

 

日本人の笑いの無限の宝庫であり、また常に大衆と直結する生きた芸能として娯楽の王座を守りつづける伝統話芸の世界を完璧に再現する本格編集。上下巻に続き本巻では新たに上方落語の代表的名作10編を加える編成で、更に内容の充実を期した。総収録作品35編。いずれも無削除の完全なテキストである。(講談社文庫 裏表紙から)

 

<収録>
堀の内
二十四孝
真田小僧
しめこみ
おせつ徳三郎
しの字ぎらい
五人まわし
疝気の虫
大工調べ
ろくろ首
町内の若い衆
万金丹
蛙茶番
宮戸川
文ちがい
王子のきつね
汲み立て
火事むすこ
ひとつ穴
妾馬
品川心中
引越しの夢
紙入れ
そばの殿さま
富久
上方篇
住吉駕籠
どうらん幸助
貝野村
百年目
千両みかん
たちぎれ
池田の猪買い
三十石
お玉牛
ざこ八

 


 

<編者紹介>
1924年栃木県生れ。早大国文科卒。早大教授。日本近代文学。ことに江戸戯作を専攻。著書、「転換期の文学 ― 江戸から明治へ」「明治開化期文学の研究」「落語 ― 笑いの年輪」「異端のアルチザンたち」「江戸庶民の風俗と人情」「江戸小咄漫歩」ほか多数。(講談社文庫)

 


 

興津 要 その他の文庫本

古典落語(上)
古典落語(下)
古典落語(続々)

 


 

 


 


page top