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山本一力 たまゆらに_0666
カバーイラスト 川上和生

 

若い娘ながら青菜の目利きに長けた棒手振りの朋乃。ある朝仕入れに向かう橋の上で、大金の入った財布を拾う。商いに障ると知りながらも、落とし主を救うため自身番に届け出たのだが ― 欲深さ、狡猾な保身に満ちた浮世を、正直に誇り高く生きることの価値を描いて爽やかな感動を呼ぶ、極上の人情時代小説。(文春文庫 カバー裏表紙から)

 


 

<山本一力さんの紹介>
1948(昭和23)年高知県生れ。東京都立世田谷工業高校電子科卒業後、様々な職を経て、’97(平成9)年『蒼龍』でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。2002年、『あかね空』で直木賞を受賞。著書に『損料屋喜八郎始末控え』、『欅しぐれ』、『だいこん』、『銭売り賽蔵』、『かんじき飛脚』、『銀しゃり』、『研ぎ師太吉』、いすゞ鳴る』他多数。(新潮文庫)

 


 

山本一力さん その他の文庫本

いかずち切り
いすゞ鳴る
かんじき飛脚
ジョン・マン1〜4
ほうき星 上・下
まねき通り十二景
ワシントンハイツの旋風
研ぎ師太吉
深川黄表紙掛取り帖
深川黄表紙掛取り帖【二】 牡丹酒
草笛の音次郎
蒼龍
辰巳八景
道三堀の桜
八つ花ごよみ

 

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