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山本一力 ほうき星_1122
カバーイラスト さやか

 

天保6年、76年に一度現れるほうき星が江戸の空に輝いた夜、気鋭の絵師・黄泉と、日本橋の鰹節問屋の娘・さくら夫婦の間に、さちは生まれた。深川に隠居所を構えた祖母・こよりも加わり、家族の愛情をいっぱいに受け、下町の人情に包まれて育つさちを、思いがけない不幸が襲う。両親の突然の死、そして、慈しんでくれた祖母の死。しかしやがて、絵師としての天分を発揮してゆく。苦難を乗り越え、凛として生きた娘の感動長編!(角川文庫 カバーそでから)

 

 

山本一力 ほうき星 下_1149
カバーイラスト さやか

 

亡き父・黄泉から受け継いだ天分を発揮し、さちは絵師としての才能を見せる。しかし、祖母・こよりに託された珊瑚商いへの思いも捨てきれない。そんな揺れる心に、いつしか幼馴染みの幹太郎への思いが高まっていく。自分の進むべき道、選ぶべき人生とは?自分の迷いに答えを出すため、さちはこよりの故郷、土佐の地を踏む。ほうき星の運命を背負い、人生を切り拓いていった娘の物語、感動の結末へ。著者初の、江戸人情大河小説。(角川文庫 カバーそでから)

 


 

<山本一力さんの紹介>
1948(昭和23)年高知県生れ。東京都立世田谷工業高校電子科卒業後、様々な職を経て、’97(平成9)年『蒼龍』でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。2002年、『あかね空』で直木賞を受賞。著書に『損料屋喜八郎始末控え』、『欅しぐれ』、『だいこん』、『銭売り賽蔵』、『かんじき飛脚』、『銀しゃり』、『研ぎ師太吉』、いすゞ鳴る』他多数。(新潮文庫)

 


 

山本一力さん その他の文庫本

いかずち切り
いすゞ鳴る
かんじき飛脚
ジョン・マン1〜4
たまゆらに
まねき通り十二景
ワシントンハイツの旋風
研ぎ師太吉
深川黄表紙掛取り帖
深川黄表紙掛取り帖【二】 牡丹酒
草笛の音次郎
蒼龍
辰巳八景
道三堀の桜
八つ花ごよみ

 

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