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葉室麟 潮鳴り_1091
カバーイラスト ヤマモトマサアキ

 

俊英と謳われた豊後羽根藩の伊吹櫂蔵は、役目をしくじりお役御免、いまや “襤褸蔵” と呼ばれる無頼暮らし。ある日、家督を譲った弟が切腹。遺書から借銀を巡る藩の裏切りが原因と知る。弟を救えなかった櫂蔵は、死の際まで己を苛む。直後、なぜか藩から出仕を促された櫂蔵は、弟の無念を晴らすべく城に上がるが・・・・。
“再起” を描く、『蜩ノ記』に続く羽根藩シリーズ第二弾!(祥伝社文庫 カバー裏表紙から)

 


 

<葉室麟さんの紹介>
1951年北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年『乾山晩愁』で第29回歴史文学賞を受賞し、作家デビュー。2007年『銀漢の賦』で、第14回松本清張賞を受賞。2009年『命なりけり』が第140回直木賞候補。同年、『秋月記』で141回直木賞候補および第22回山本周五郎賞候補となる。2010年『花や散るらん』が142回直木賞候補。2012年『蜩ノ記』で146回直木賞を受賞する。近著に、『おもかげ橋』『春風伝』『陽炎の門』『山桜記』『紫匂う』など多数。(文春文庫から)

 


 

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