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塩野七生 ローマ人の物語6_0274

 

紀元前2世紀半ば、強大国であったカルタゴを滅亡させ、ローマは地中海世界の覇者と呼ばれるようになっていた。しかしそのローマも次第に内部から病み始める。名将スキピオ・アフリカヌスの孫であり、若き護民官となったティベリウス・グラックスは、改革を断行すべく、強大な権力を握る元老院に挑戦するが、あえなく惨殺される。遺志を継ぎ護民官となった弟ガイウスの前にも「内なる敵」は立ちはだかる。(新潮文庫 カバー裏表紙から)

 


 

<塩野七生さんの紹介>
1937年7月7日、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書き下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。92年より、ローマ帝国興亡の一千年を描く「ローマ人の物語」にとりくむ。93年、」『ローマ人の物語T』により新潮学芸賞。99年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労賞を授与される。(新潮文庫)

 


 

塩野七生さんのその他の作品

ローマ人の物語1 ローマは一日にして成らず[上]
ローマ人の物語2 ローマは一日にして成らず[下]
ローマ人の物語3 ハンニバル戦記[上]
ローマ人の物語4 ハンニバル戦記[中]
ローマ人の物語5 ハンニバル戦記[下]
ローマ人の物語7 勝者の混迷[下]
ローマ人の物語8 ユリウス・カエサル ルビコン以前[上]
ローマ人の物語9 ユリウス・カエサル ルビコン以前[中]
ローマ人の物語10 ユリウス・カエサル ルビコン以前[下]

 

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