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石田衣良 菅野健児 4TEEN 新潮文庫
カバー写真撮影 菅野健児

 

東京湾に浮かぶ月島。ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、もしかしたら空だって飛べるかもしれない ―。友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に受けとめて成長してゆく14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。直木賞受賞作。

 


 

<石田衣良さんの紹介>
1960年、東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業。広告制作会社を経てフリーランスのコピーライターに。97年、「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞。生き生きとした語り口と現在を映し出すエッジの鋭さが高い評価を受けた。受賞作に続篇3篇を加えた『池袋ウエストゲートパーク』(文春文庫)でデビュー。以降、この“IWGP”シリーズは『PRIDE』(2010年刊行)まで10作を数えている。03年、『4YEEN』(新潮文庫)で第129回直木賞を受賞。06年、『眠れぬ真珠』(新潮文庫)で第13回島清恋愛文学賞を受賞。ジャンルを横断し、いま最も精力的な創作活動を展開している作家の一人。近著に『坂の下の湖』(日本経済新聞出版社)、『明日のマーチ』(新潮文庫)、『スイングアウト・ブラザーズ』(光文社)、『IWGPコンプリートガイド』『カンタ』『コンカツ?』(文藝春秋)など。(文藝春秋)

 


 

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