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宮城谷昌光 西のぼる 孟夏の太陽 文春文庫
カバー装画 西のぼる

 

中国春秋時代の大国晋の名君重耳に仕えた趙衰の子趙盾は、父同様晋の宰相となるが、自らが王に推戴した夷皐と対立せざるを得なくなる。王とは何か臣とは何か、義とは何か信とは何か。宰相として国を支え続け、歴史とかかわってゆく趙一族の思想と盛衰を、透徹とした史眼と清冽な筆致で描いた長篇歴史ロマン。(文春文庫 裏表紙から)

 


 

<宮城谷昌光さんの紹介>
昭和20(1945)年、蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事、創作をはじめる。その後帰郷、ながい空白ののち「王家の風日」を完成。平成3年、「天地の舟」で新田次郎文学賞、「夏姫春秋」で直木賞、「重耳」で平成5年度芸術選奨文部大臣賞、「子産」で平成13年の吉川英治文学賞を受賞。著書に「孟夏の太陽」「沈黙の王」「侠骨記」「春の潮」「花の歳月」「晏子」「介子推」「孟嘗君」「長城のかげ」「玉人」「太公望」「三国志」「風は山河より」「新三河物語」等の小説、エッセイ集「春秋の色」「歴史の活力」「春秋の名君」、歴史紀行「古城の風景」、「宮城谷昌光全集」(全21巻)など。(文春文庫から)

 


 

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沈黙の王
三国志1〜8

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