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星新一 山城隆一 明治・父・アメリカ 新潮文庫
カバー装画 山城隆一

 

福島の田舎から東京に出て苦学し、さらに20歳で単身アメリカに渡ったひとりの青年。彼はいつも貧しかったが、決して挫けなかった。住み込みで働きながら小学校で英語を学び、行商や翻訳をして大学の学資を稼いだ。彼は周到な計画と持前の克己心で困難を乗り越え、貪欲に異国の新しい文明を吸収していく・・・・・・・。著者の父であり、星製薬の創始者である星一の若き日の姿を感動的に描く。(新潮文庫 裏表紙から)

 


 

ショートショートを日本に定着させた作家だ。代表作の『ボッコちゃん』をはじめとして、多くのSFショートショートを書き残している。
ショートショートというぐらいで、短編小説の中でも特に短いから、長編を読むのが苦手な中学生にとって絶好の読み物だった。もしからしたら、星新一のショートショートが読書の基礎になったのかもしれない。
作品は難解なものではなく、中学生にも理解できた。SF以外では、『人民は弱し官吏は強し』が印象に残っている。是非、今の中学生にも読んでほしい作品だ。
ショートショートでは、どちらかというと無機質なタッチだが、この作品では熱を感じた。

 


 

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進化した猿たち 2
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