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陳舜臣 陳幼芳 中国歴史の旅 上 ≪北京から西域へ≫ 徳間文庫
カバー装画 陳幼芳

 

・中国歴史の旅 上 ≪北京から西域へ≫
広大な土地と悠久の歴史を持つ中国、いまなお刻々と動いてやまない国。あまりにも広大なゆえに風土も文化も一様ではなく、各地方それぞれ独特の “顔” をもっている。
本書は人類発祥の謎を秘める周口店遺跡から近代史の生々しい痕跡を垣間みせる北京、そして万里の長城、東北地方、古都洛陽、西安、シルクロードの町々、四川と、古くて新しい国の過去と現在を綴る。
歴史紀行であると同時に格好の中国旅行案内。(徳間文庫 裏表紙から)

 

陳舜臣 陳幼芳 中国歴史の旅 下 ≪上海から桂林へ≫ 徳間文庫
カバー装画 陳幼芳

 

・中国歴史の旅 下 ≪上海から桂林へ≫
 歴史上、つねに要害の地となった南京、越王勾践と呉王夫差があい争った水の都・蘇州、中国近代史の中心・上海、古くから文明が栄えた杭州、「香鑢峰の雪」で名高い廬山と磁器の景徳鎮を擁する江西、中国の臍・洞庭湖をはさむ湖南・湖北、国際貿易港として栄えた福建、山水の町・桂林、中国の南の窓・広州。
バラエティに富んだ文明が重層して独特の文化を築いた中国の全体像を描く、歴史と旅の長篇紀行。(徳間文庫 裏表紙から)

 


 

<陳 舜臣の紹介>
1924年(大正13年)、神戸に生れる。大阪外語印度語部卒業。同校西南亜細亜語研究所助手を勤めるが終戦によって辞職し、家業の貿易に従事。1961年、『枯草の根』により江戸川乱歩賞を受賞し作家生活に入る。69年、『青玉獅子香炉』により直木賞、70年、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』により日本推理作家協会賞、71年、『敦煌の旅』により大佛次郎賞、89年、『茶事遍路』により読売文学賞(随筆・紀行賞)、92年、『諸葛孔明』により吉川英治文学賞、93年、朝日賞、さらに95年、「作家としての業績」により日本芸術院賞をそれぞれ受賞する。
日本芸術院会員。他に主な著書として『秘本三国志』『耶律楚材』『阿片戦争』『太平天国』『江は流れず』『桃花流水』『琉球の風』『中国の歴史』『小説十八史略』など多数。(中公文庫から)

 


 

陳 舜臣 その他の文庫本

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聊斎志異考 中国の妖怪談義
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