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筒井康隆 時をかける少女0117 
カバーイラスト 貞本義行

 

放課後の誰もいない理科実験室でガラスの割れる音がした。壊れた試験管の液体からただようあまい香り。このにおいをわたしは知っている ― そう感じたとき、芳山和子は不意に意識を失い床にたおれてしまった。そして目を覚ました和子の周囲では、時間と記憶をめぐる奇妙な事件が次々に起こりはじめた。
思春期の少女が体験した不思議な世界と、あまく切ない想い。わたしたちの胸をときめかせる永遠の物語もまた時をこえる。(角川文庫 裏表紙から)

 


 

<筒井康隆さんの紹介>
1934年大阪生まれ。同志社大学文学部卒業。主な作品に『大いなる助走』『虚人たち』(泉鏡花文学賞)『虚航船団』『夢の木坂分岐点』(谷崎潤一郎賞)『朝のガスパール』(日本SF大賞)『文学部唯野教授』「ヨッパ谷へ降下」(川端康成文学賞)『パプリカ』『わたしのグランパ』(読売文学賞)『銀齢の果て』『壊れかた指南』などがある。近年は、映画、演劇、テレビドラマなどにも出演、役者としても活躍。(角川文庫から)

 


 

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