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陳舜臣 李 庚 聊斎志異考 中国の妖怪談義 中公文庫
カバー装画 李 庚

 

艶冶な容姿とこの世の人間以上に優しい心根で、男をとりこにしてしまう冥界や異類の女たち ―。
男と女の、はかなく不思議な交情が織りなす中国的妖美の世界を、端正な筆致でよみがえらせる十二篇。(中公文庫 裏表紙から)

 


 

<陳 舜臣の紹介>
1924年(大正13年)、神戸に生れる。大阪外語印度語部卒業。同校西南亜細亜語研究所助手を勤めるが終戦によって辞職し、家業の貿易に従事。1961年、『枯草の根』により江戸川乱歩賞を受賞し作家生活に入る。69年、『青玉獅子香炉』により直木賞、70年、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』により日本推理作家協会賞、71年、『敦煌の旅』により大佛次郎賞、89年、『茶事遍路』により読売文学賞(随筆・紀行賞)、92年、『諸葛孔明』により吉川英治文学賞、93年、朝日賞、さらに95年、「作家としての業績」により日本芸術院賞をそれぞれ受賞する。
日本芸術院会員。他に主な著書として『秘本三国志』『耶律楚材』『阿片戦争』『太平天国』『江は流れず』『桃花流水』『琉球の風』『中国の歴史』『小説十八史略』など多数。(中公文庫から)

 


 

陳 舜臣 その他の文庫本

敦煌の旅
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