面白そうな文庫本を探す

 

高木俊朗 安彦勝博 特攻基地知覧 角川文庫
カバー装画 安彦勝博

 

太平洋戦争の狂気の舞台となった薩摩半島の知覧飛行場。軍の行動を秘匿するために、肉親に別れも行先も告げずに飛びたたなければならない。人間爆弾のせつなさ。機体に250キロ爆弾を装着し、いつわりの“晴れの門出、英雄の道”へと突進していった特攻隊員たちの残酷なドラマ!
〈語られない真実〉を求めて高木俊朗が入念緻密な取材、戦争という巨大な悪魔に挑戦、悲劇の特攻隊員とその周辺をつづる。(角川文庫 カバーそでから)

 


 

<高木俊朗の紹介>
1908(明治41)年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。戦時中、陸軍報道班員として、中国、ジャワ、ビルマ戦線に従軍。戦後、戦争悪を追求した意欲作を世に問うている。主な著書に「陸軍特別攻撃隊」「インパール」「抗命」「憤死」「全滅」「知覧」「戦死」「狂信」「焼身」などがある。(文春文庫から)

 


 

高木俊朗 その他の文庫本

インパール
憤死

 

 


page top