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浅田次郎 蒼穹の昴1_0934
カバー写真 PPS通信社

 

汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう ― 中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を信じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。京都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を待ち受ける宿命の覇道。万人の魂をうつベストセラー大作!(講談社文庫 カバー裏表紙から)

 

 

浅田次郎 蒼穹の昴 2_0928
カバー写真 PPS通信社

 

官吏となり政治の中枢へと進んだ文秀。一方の春児は、宦官として後宮へ仕官する機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごしていた。この時、大清国に君臨していた西太后は、観劇と飽食とに明くれながらも、人知れず国の行く末を憂えていた。権力を巡る人々の思いは、やがて紫禁城に守旧派と改革派の対立を呼ぶ。(講談社文庫 カバー裏表紙から)

 

 

浅田次郎 蒼穹の昴3_0982
カバー写真 PPS通信社

 

落日の清国分割を狙う列強諸外国に、勇将・李鴻章が知略をもって立ち向かう。だが、かつて栄華を誇った王朝の崩壊は誰の目にも明らかだった。権力闘争の渦巻く王宮で恐るべき暗殺計画が実行に移され、西太后の側近となった春児と、改革派の俊英・文秀は、互いの立場を違えたまま時代の激流に飲みこまれる。(講談社文庫 カバー裏表紙から)

 

 

浅田次郎 蒼穹の昴4_0977
カバー写真 PPS通信社

 

人間の力をもってしても変えられぬ宿命など、あってたまるものか ― 紫禁城に渦巻く権力への野望、憂国の熱き想いはついに臨界点を超えた。天下を覆さんとする策謀が、春児を、文秀を、そして中華四億の命すべてを翻弄する。この道の行方を知るものは、天命のみしるし “龍玉” のみ。感動巨編ここに完結!(講談社文庫 カバー裏表紙から)

 


 

<浅田次郎さんの紹介>
1951年生まれ。95年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、97年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、06年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、08年『中原の虹』で吉川英治文学賞、10年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞を、それぞれ受賞。著書に〈天切り松 闇がたり〉シリーズや『プリズンホテル』『蒼穹の昴』『シェラザード』『憑神』『ま、いっか。』『ハッピー・リタイアメント』『降霊会の夜』『一路』など多数。

 


 

浅田次郎さん その他の文庫本

きんぴか 1 三人の悪党
きんぴか 2 血まみれのマリア 
きんぴか 3 真夜中の喝采 
お腹召しませ
月のしずく
かわいい自分には旅をさせよ
シェエラザード 上・下
プリズンホテル 夏
一路 上・下
終わらざる夏 上・中・下
地下鉄に乗って
中原の虹 2・4
鉄道員
天国までの百マイル
日輪の遺産
歩兵の本領
霧笛荘夜話
天切り松闇がたり 3・4

 

 

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