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曾野綾子 石川ヨシ子 別れの日まで 東京バチカン往復書簡 新潮文庫
カバー装画 石川ヨシ子

 

白内障による失明の危機をかいくぐりぬけた作家と、仏教やイスラム教にも造詣の深いバチカン神父との間で交わされた24通の手紙を収める。この世との〈別れの日〉まで人はどのように生きるべきか、どのような生き方が可能か ― 私たちが人生の途上でどうしてもぶつからざるを得ないさまざまな問題をとり上げ、悩み迷う平凡な人間としての立場から真摯な対話をくり広げた感動の書簡集。(新潮文庫 裏表紙から)

 


 

才女とは、このような人をいうのだろう。多くの作品を書くと共に、日本財団の会長を務めるなど只者ではないと誰をも唸らせる活躍をした。
キリスト教への信仰に基づく書物は、時に感嘆を、時に反感を持たれた。テレビ画面を通してみる曽野さんは、おっかない感じがした。『太郎物語』を書いたのは、本当にこの人だろうかとさえ思ったくらいに。

 


 

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