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白石一郎 大鳥哲以 びいどろの城 講談社文庫
カバー装画 大鳥哲以

 

公儀お庭番の名鳥八郎は、老中田沼意次の命で、ある人物の護衛をし、はるかな地長崎へと向かう。その人物平賀源内は、交易をめぐって幕府を無視する長崎へ田沼が送り込む隠密なのだ。
当然のごとく源内たちは正体を察知され、敵や味方に取りかこまれるが・・・・。
江戸時代随一の“都会”であった長崎をユニークに描き込む野心作。(講談社文庫 裏表紙から)

 


 

<白石一郎の紹介>
昭和6(1931)年、釜山市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。
昭和62(1987)年「海狼伝」で第97回直木賞受賞。
平成4(1992)年「戦鬼たちの海 ― 織田水軍の将・九鬼幸隆」で第5回柴田錬三郎賞受賞。
平成11(1999)年「怒涛のごとく」で第33回吉川英治文學賞受賞。
平成16(2004)年没

 


 

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風雲児 上・下
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