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清水一行 沢田弘 虚業集団 集英社文庫
カバー装画 沢田弘

 

戦後の混乱期に戸籍を消された上条健策は、日本経済界の裏街道を歩く「硬派金融」界の一匹狼としての地位を固めた。その彼に、有望会社と評判の高い里見重工の会長名義の25万株券を担保とする融資話が持ち込まれた。権謀術策入り乱れる裏金融界の裏面に鋭いメスを入れた異色経済小説。(集英社文庫 裏表紙から)

 


 

<清水一行の紹介>
昭和六年(1931)―。東京都に生まれる。早稲田大学法学部を中退後、週刊誌のフリー・ライターとして活躍。昭和四一年「小説兜町(しま)」で文壇にデビュー。綿密な取材とパワフルな筆致で次々に企業小説の力作を発表。昭和50年には「動脈列島」で第28回日本推理作家協会賞を受賞した。(角川文庫 カバーそでから)

 


 

清水一行 その他の文庫本

派閥渦紋
首都圏銀行
小説兜町(しま)

 

 


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