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佐藤愛子 山藤章二 娘と私のアホ旅行 集英社文庫
カバー装画 山藤章二

 

飛行機の“トイレ”がコワイ、愛子センセイが一大決心、冷静沈着な響子サンを伴って初めて外国へ旅立った。バンコク、カイロ、アテネ、ローマ、フィレンツェ、ベニス、ロンドン・・・。絶妙な母子コンビの行くところ次々に起る大事件、小事件。大爆笑のなかに文明批評を秘めたユニークな怒りと情熱の旅行記。好評「娘と私」シリーズ第三弾。(集英社文庫 裏表紙から)

 


 

高校生のときに、よく読んだ作家です。遠藤周作や北杜夫の延長線上にいた女流作家であり、視点のユニークさやユーモアあふれる文章は、なにかとギスギスとしていた頃の私にとって清涼剤であった。

 


 

佐藤愛子さんの紹介
大正12(1923)年、作家・佐藤紅緑の娘として大阪に生まれる。異母兄に詩人・サトウハチローがいる。甲南高女卒。昭和44年「戦いすんで日が暮れて」で直木賞、54年「幸福の絵」で女流文学賞を受賞。痛烈かつユーモア溢れる筆致で人生の哀愁を描く作品には定評がある。(文春文庫から)

 


 

佐藤愛子さん その他の文庫本

娘と私の時間
男の学校
男友だちの部屋
坊主の花かんざし 一・二
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不敵雑記 たしなみなし
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